男性にとって身だしなみであるヒゲ剃り。毎朝出社する前にヒゲ剃りをすることが一般的だと思いますが、剃りすぎによってヒゲが濃くなるのは避けたいという人は多いでしょう。ヒゲの深剃りを売りに出すシェーバーは多いですが、ヒゲを剃りすぎて濃くなることを防ぎながらつるつるの触感にすることができる、PHILIPSの電動シェーバーについて今回は紹介したいと思います。
家電量販店の店員が勧めるのは「ヒゲが濃い人はBRAUN、ヒゲが薄い人はPHILIPS」
筆者は過去に家電量販店であるヨドバシカメラの店員さんに、以前シェーバーの購入で相談してもらったときに説明されたのは「ヒゲが濃い人はBRAUN、ヒゲが薄い人はPHILIPS」ということでした。ちなみに筆者はヒゲが薄いほうでしたので、店員さんに勧められたPHILIPSのシェーバーを購入し、それ以来買い替えもすべてPHILIPSを選んでおり、PHILIPS社シェーバーによるヒゲ剃り歴は10年以上に及びます。10年以上経った今でもヒゲの濃さはほとんど濃くならず、あごひげと鼻の下のひげが若干濃くなってはいるものの、頬のヒゲなどはほとんど濃くならずに産毛に近い状態を維持できています。
実証!PHILIPSシェーバーでヒゲを剃る前と剃った後を比較してみる
ヒゲが薄い人向けのPHILIPSシェーバーが実際にどれぐらいヒゲを剃ることが出来るのでしょうか?気になる人は多いと思います。そこで筆者が購入したPHILIPSの電動シェーバー自体の紹介と、同商品の実験体となって1日経って伸びたヒゲの状態と、それをシェーバーで剃った後の結果を下記に写真で示します。
髭を剃る前の状態
髭を剃った後の状態
写真の結果だとアゴ髭と鼻の下のヒゲが濃くなっていることもあって、若干剃り残しがあるように見えますし、肌触りでは「ジョリジョリ」感が少しだけ残ってます。頬の部分も若干濃くなったヒゲが生えているのですが、そちらは剃り残しがなく肌触りもつるつる感があります。
もし今回の写真を見て「深剃りしてヒゲが目立たなくなるまでキレイに剃りたい」と思われた方は素直に下記のリンクからBRAUNのシェーバーを購入することをお勧めします。
ただ「若干剃り残しがあってもこれ以上ヒゲを濃くしたくない」という方には是非ともPHILIPSのシェーバーをお勧めします。
PHILIPSのシェーバーはぐるぐる円を描きながらヒゲを剃る
他社と違って丸い形状の刃が三枚ついているPHILIPSのシェーバーですが、取扱説明書を読むとヒゲを剃る方法も他社と異なっています。説明書によるとヒゲを剃る部位に軽くあてたまま、くるくるとヘッドで円を描きながら剃るように書かれています。ちなみに円を描く向きについては時計回り、反時計回りのどちらでも大丈夫です。
他社のシェーバーだと刃を当てた状態から上下させながら剃るのが普通なので、他社のシェーバーから切り替えた人には「慣れない」という言葉もあるかもしれません。しかし円を描きながら剃ることによってヒゲが生える向きなど気にせずに剃ることが出来るので、慣れてくると他社のシェーバーより剃る時間は少なくて済みます。
水洗いが出来るのにアルコール洗浄は本当に必要か?
PHILIPS社に限った話ではなく、シェーバーを提供するメーカーはアルコール洗浄ができるモデルを提供しています。アルコールといえば殺菌などに効果があるのは皆さんご存じでしょうが、シェーバーに必須のものなのでしょうか?
そこでインターネットでアルコール洗浄の必要性を調べてみましたが、PHILIPS社のWebサイトにて「電気シェーバーやアタッチメントを清潔に保つということは、雑菌の繁殖を防ぐことで、臭いのみならず肌荒れやかゆみなどを防止するということにつながる。」という理由が書かれていました。私は該当しないのですが、使う人の体質によって髭や顔の皮脂、毛根などに含まれている雑菌が繁殖して臭ってしまうことがあるそうです。
これらの事から考えると、電動シェーバーを日常的に使っていてシェーバーから臭いがする、またはシェーバーを使用して肌荒れになった事があるという方はアルコール洗浄ができるタイプのシェーバーを購入した方がよいでしょう。アルコール洗浄用の消耗品を購入する必要があるためにランニングコストがかかりますが、自分の顔の衛生を守るために必要なコストと割り切るべきです。下記にアルコール洗浄が行えるシェーバーのモデルと、ランニングコストになるアルコールの詰め替えパッケージを紹介しておきます。
PHILIPSのアルコール洗浄ができるモデルの一番安いものはこちら
PHILIPSのアルコール洗浄液の替えカートリッジについてはこちら
そしてアルコール洗浄は必要ないという人は、水洗いができるのが理想だと思います。もちろん今回紹介しているPHILIPSの電動シェーバーも水洗いに対応していますが、注意点として本製品の底面には充電用のコネクタがついていますが、その部分を濡らした状態で充電しようとすると漏電して事故につながります。ですから水洗いはヘッド部分だけになるよう注意しましょう。
もみあげなどを整えたい人は「トリマー」がついているかどうかをチェック
ヒゲを剃るにあたり、ある特定のケースでは「トリマー」がついているかどうかがシェーバーの使い勝手を左右します。例えばもみあげを剃る場合、普段から丁寧に剃っておけばあまり気になることはないですが、もみあげを剃らなかったことによってもみあげの丈が伸びてしまったとき、どんなシェーバーでも「トリマー」がなければもみあげを整えることが難しくなってしまいます。
トリマーは「簡易的なバリカン」として使用できるので、諸事情によりヒゲを伸ばしすぎてしまったとか、もみあげが伸びてきているので整えたいなどに活躍します。トリマーを使ってヒゲなどを剃った後に通常使う刃で剃ってあげると剃り残しがない状態を作ることが可能です。
PHILIPSの上位モデルのシェーバーはヒゲを剃りやすくするために首部分も可動する
筆者が現在購入して使っているのはPHILIPSのエントリーモデルですが、値段が桁が変わってくる上位モデルにはどういったメリットがあるでしょうか。大きなポイントとしては「ヒゲを剃る接地面が、刃に都合がいい角度になる」ことです。これは他社の電動シェーバーでもいえることですが、ヒゲを剃るための接地面が適格でない場合はどんなメーカーのものでもキレイに剃ることは難しいのです。それを避けるためにシェーバーの首に当たる部分が可動するのはどのメーカーの上位モデルでも変わらないようです。下記にPHILIPS社の電動シェーバーの上位モデルのリンクを貼っておきます。財布のひもに余裕のある方は上位モデルの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
PHILIPS社の上位モデルの購入はこちら
充電は最下位エントリーモデル以外は急速充電などに対応。旅行や出張に持ち運び可能
リンクは示しませんが、PHILIPSの最下位エントリーモデルは充電に8時間程度かかるという欠点があります。それ以外のモデルでは充電がなくなったときに5分間の急速充電機能を備えるほか、一か月程度使い続けても充電が必要ないほど長い期間使い続けることが出来ます。なのでこのレビュー上で紹介している電動シェーバーは長期間の旅行や出張などに持ち運んで使うことに適しています。モデルによってはトラベルポーチが付属している場合もありますので商品説明をよく確認の上で自分に適した電動シェーバーを選んでいただければと思います。
念のため、今回紹介している充電時間が短いローコストモデルについてはこちら