家電量販店の広告でドライヤーの紹介を見ると「マイナスイオンで髪に優しい…」といったうたい文句が多く、髪を乾かす速度や自分の好みのヘアスタイルに整えることなどについてはほとんど言及されていません。しかし今回紹介するのは、プロの理美容業界でナンバー1のシェアを誇るブランド「Nobby(ノビー)」を手掛けるTescomという会社が、家庭用として販売しているドライヤーです。他社のドライヤーと一線を画していてヘアスタイルを長時間キープする方法があるのが大きな特徴です。ではどのように実際に使うのでしょうか。筆者の体験も交えてご紹介します。
熱温冷3種の切り替えに風量3段階、風口2種類で合計18種類の組み合わせ・使い方ができるのが大きな特徴
今回紹介するTescomのドライヤーは、熱さがHighとLowの2種類に加え、トグルスイッチでCold(冷風)になる合計3種類の熱さ切り替えができます。加えて、風量はTURBO、DRY、SETの3種類、更に風口を一か所に集中するPoint(ポイント)と広範囲に広がる風の波を作るMoisture(モイスチャー)の2種類が準備されています。これらをそれぞれ切り替えることで合計18種類の風を起こせることになりますが、特筆すべき点は「冷風の風量強弱を調整できる」ことにあります。
髪型を長くキープできる「冷風」を実際に使ってみました
今回紹介しているドライヤーの取扱説明書には「温風で髪を整えたあと、冷風に切り替えて髪に10~15秒あてると、セットが長持ちします」と書かれています。筆者が実際に使ってみたところ、風量はSET、温風はHigh、風口はポイントで、髪を分けている場所を盛り上げて膨らみがあるようにヘアスタイルを整えたのち、風量はDRYで冷風、風口はポイントで先ほど整えた髪を冷やしてみたところ、1日以上経っても髪の分け目が維持できたとともに、髪のふくらみもキープできました。ヘアスタイルをセットした直後の写真と30分後の髪型、丸1日経った時の髪型をそれぞれ下記に貼り付けてありますのでご覧ください。
セットした直後
セットから30分経過
セットから1日経過
写真のうち、セットした直後の写真の髪型をそのままキープするにはさすがに整髪料がないと不可能です。なので私が望んている髪型は、30分後に撮った写真のように五分五分に近い髪の分け目で分け目の近辺の髪が盛り上がった状態になることを望んでいます。写真を比べてみればわかるかと思いますが、分け目のあたりが30分後と丸1日後の結果ではさして違いがないことが分かってもらえるでしょうか。他社のドライヤーでは髪を乾かすことと髪を傷めないことを重視している中、自分なりの髪型をキープしたいという人にとってはTescomのドライヤーはまさにうってつけの商品といえるでしょう。
髪を乾かす速さも忘れてはいけないポイント
冷風で髪型をキープできるのは分かっていただけたかと思いますが、お風呂で洗髪したり朝シャンをした場合などに髪を乾かす速度はどれぐらいになるかが気になる人もいるでしょう。筆者が実際に使ってみた際に、バスタオルで十分に髪から水分を吸い取ったうえで、熱さはHighで風量はTURBO、風口をモイスチャーに設定して髪を乾かしてみました。その結果、筆者の髪は男性の中でも長いほうだと自覚しておりますが、3~5分程度で髪全体がほぼ乾かすことができました。なお私が使っているモデルより上位のモデルでは、風量などの切り替えられる種類は紹介しているモデルと同じですが、TURBO時の風量が強くなるという違いがあります。風量が強くなることによって髪を乾かす速度もあがるので、髪を早く乾かしたい人は一つ上のモデルを選ぶべきです。
※髪から水分を拭き取る際に使ったバスタオルのレビューはこちら
Tescom製ドライヤーで自分の髪型を好みにアレンジしよう。どういった手法があるのか?
好きなヘアスタイルを長い時間キープできるのなら実際にやってみたい!と思った人は少なからずいると思います。そこで、プロの理容師や美容師がヘアスタイルをセットするために使うテクニックをインターネット上で探してきました。下記に貼り付けた引用リンクの中で具体的な手法が紹介されているので、気になる人はチェックしてみてください。
より上位の機能を求めて…Tescom社の「Nobby」ブランドのモデルをご紹介
今回紹介した商品は、家庭用のエントリー(入門用)モデルです。「エントリーモデルでは納得できない。もっと良い機能もものはないのか?」という人もいるかもしれません。そんな人のために、Tescom社が販売している「Nobby」ブランドのドライヤーの販売先を
幸いな事に「Nobby」ブランドはAmazonと楽天市場の両方で多数取り扱っています。ヘアスタイルのために使うプロ推奨のドライヤーを検討してみてはいかがでしょうか。
今回紹介している家庭用エントリーモデルのTescom製ドライヤーはこちら