折りたたみ傘といえば持ち運びに便利なのは皆さん同意してくれると思いますが、強い雨風には傘の直径が小さすぎて濡れる部位が多いとか、傘の骨組みの部分が弱すぎて風の強さ次第で簡単に骨が折れてしまうという悪いイメージを持っている方も多いかと思います。そこで今回紹介する折りたたみ傘は「持ち運べる、大きい、壊れにくい」という点が特徴的なウォーターフロント社が手がけるブランド「LESS IS MORE(レスイズモア)」の”ウィンドレジスタンス”という折りたたみ傘です。
折りたたみ傘なのに直径115cmと大サイズなのが魅力
一般的な折りたたみ傘の直径は100㎝を超えるものはなかなか多くありませんが、本製品は2段階の三つ折りで折りたたむ構造で直径115㎝を実現しています。折りたたまない普通の長傘でも110cm程度のものが多いので、それと比べても大きいのがわかります。
そして重量についてですが、付属のカバーを含めて324.5グラム、カバーを外すと309グラム程度の重さです。この製品の特徴である大きな傘であるために、軽量を謳い文句にしている折りたたみ傘より3倍近い重さがあるのはデメリットかもしれません。
上の写真はウィンドレジスタンスを実際に広げてみた状態を撮影したものですが、比較するものがないから分かりづらいかも知れませんが、かなり大きい事は分かっていただけるかと思います。
耐風性能を強いのも特徴。強風でも折れづらいだけではなく、折れそうな風向きでは風を受け流すように曲がって対処
”ウィンドレジスタンス(風への抵抗)”という名前にもある通り、強風の雨の中で差し続けていられるのも大きなポイントです。過去に風の強い日に本製品を差して使ってみましたが、かなりの強風でも骨組みがしなって風に耐えることが出来ました。ただ傘の内側に風が入ってしまったとき、無理に耐えて骨が折れるのではなく、下記の写真のように傘全体が水を受け取る皿のような形に開いてしまうことで、骨が折れて使い物にならなくなるのを防ぐようになっているようです。
豪雨を弾く「超撥水加工」を銘打つ。屋根の下などで傘を振ると雨粒をすべて弾き飛ばすことが出来る
本製品の撥水加工は傘の布地が特別なようで、強力に雨粒を弾くことも特徴の一つです。過去に雨が降ったときに本製品を使ったときの話ですが、建物の中に入るために傘を閉じて雨粒を払うために傘を振ってみたのですが、雨粒はほとんど残らずキレイさっぱりな状態になりました。その後に傘をたたんで収納したのですが、水分が残っている感覚がほとんどなく、安い折りたたみ傘で雨で濡れてしまって起こる「べたつき」が全く感じませんでした。
ここ最近の酷暑への対応として、日傘としても優秀な性能を誇る
本製品の商品タグを見ると「紫外線を遮断!淡色:約80%、濃色:約90%」と記載されています。いわゆるUVカット性能のことですね。99.9%以上カットできる商品と比べれば日傘としてはちょっと魅力が落ちますが、強風の中の雨を防ぐことが本製品の第一の売りなので、日傘にも使える汎用性の高さは評価すべきでしょう。
「どうしてもUVカット99.9%の日傘が欲しい」という方については、ウォーターフロントブランドで提供されているUVカット99.9%の製品もあるようです。下記に探してきた商品のリンクを貼り付けておきますので、吟味した上でお買い求めください。
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直径の大きさゆえにバッグ次第では出っ張ったり、傘専用ポケットに納まりきらないことも
完全に折りたたんだ状態で本製品の長さを測ると、長さ:27.5cm、太さ:6cmほどあります。一般的なサイズの折りたたみ傘に比べてやはり大きく、太いサイズであることが収納の面でネックになります。バッグによっては折りたたみ傘を専用のポケットをもって保管するものなどがありますが、そのポケット次第では本製品が保管できない、という問題が発生する可能性があります。皆さんが現在使っているバッグに本当に収まるのかどうか、鞄側の性能もきっちり確認しないとバッグか傘のどちらか買いなおすという羽目になりかねません。無駄にお金を使うことにならないよう、サイズをしっかり調べてからご購入ください。
本製品を折りたたんで専用ケースに入れた状態がこちら
筆者が使っているバッグに本製品を保存した時の状態はこちら。リュックですが高さが34cmほどあり、傘入れのポケットは伸縮性があるのでなんとか収まってはいます。
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最後にもう一度今回紹介しているウィンドレジスタンスの購入先を示しておきます。