主な洋服店で陳列されているベルトは、未だにベルト穴で締め付けを調整するものが大半です。筆者も今回紹介する製品に出会うまで、おなか周りが変わってきたことでベルト穴に負担がかかって穴が広がってしまったり、締め付けしすぎてしまってベルトのバックル側の固定部分が引き裂かれるなどの問題に直面し、「ベルトは消耗品」みたいになってしまっていました。
ですが今回紹介する「オートロック式ベルト」は前述したような問題がほとんど起こらないので、ベルトを長く使うことが出来るほか、販売側の趣向で保管に便利な箱や袋がついてくるといういろんなメリットがあります。ベルト穴の調整などとさよならしたい方は、是非下記のベルトのレビューを読んで購入を検討してみてください。
なお今回のレビューで使用したオートロック式ベルトはこちら
今回のレビューで使っているもう一品はAmazonでしか販売していないため、こちらから
普通のベルトと何が違う?オートロック式ベルトの仕組み
オートロック式ベルトをインターネットで探したとき「無段階ベルト」や「ラチェット式ベルト」というキーワードでも見つけることが出来ます。「無段階とはどんな風に?」と思う人も多いでしょう。実物の写真を交えて説明します。
上の写真はオートロック式ベルトの内側を撮影したものです。細かい凹凸が長く連なっていることが分かると思いますが、この部分がベルト穴の代わりとなります。
次の写真はベルトのバックル部分を撮影したものです。この部位にあるスイッチのギミックで、前の写真で掲載した凹凸に引っかかる形でベルトを締めつけることが出来ています。凹凸が並んでいる間隔がベルト穴で締め付けるタイプのベルトより小さい間隔のため、実際には無段階ではないのですが「まるで無段階」のように締め付けを調整できるのです。
無段階で締め付け調整できることから長い期間ベルトを使うことが出来る
最初の紹介文ですでに言及していますが、通常のベルト穴を使うベルトと違って、バックル側で間隔の短い凹凸部分で固定することが出来るために、きつい締め付けをしてベルト穴が広がってしまうという問題がありません。食事の摂り過ぎなどでお腹が膨らんでしまって締め付けの調整をしたい場合には、バックルのスイッチでほんの少し広げるだけで対処できます。ベルト穴があるタイプだと穴同士の間隔が大きいこと、またベルト穴だけでなくバックル側にギザギザで固定している部分(下写真参考)も無理な締め付けをしないで済むのでギザギザの部分が広がって傷となり、ベルトを先端を切って付け直すということも発生しません。
メーカー毎に趣向を散らしたオシャレなパッケージに入って届けられる。ベルトの収納にも役立つ
オートロック式ベルトを手掛けるメーカーは多く存在します。それぞれのメーカー毎にバックルのデザインなどを競い合っており、好みのバックルを決めるまで時間がかかることでしょう。ベルト本体のデザインももちろん重要なのは当然のことですが、メーカー毎にベルトを保管するための特別な包装を準備しています。私が最近購入したオートロック式ベルトには、下の写真で示したようなパッケージに入れられて届けられました。
ベルトを丸くまとめた状態で保存でき、積み上げたりすることが出来るので複数ベルトを購入しても積み上げて保管できるので大変便利です。また上の写真のようにオシャレなパッケージになっているので、ベルトを使う上でも愛着が湧いてくるというものです。下記にオートロック式ベルトを検索した結果を貼っておきますので、是非好みに合うオートロック式ベルトを購入してみて下さい。
バックル部分が大きな金属でできているため、飛行機に乗る際はベルトを外して手荷物検査を受ける必要がある
オートロック式ベルトの欠点ともいえるのが、ベルトのバックル部分が大き目の金属でできているため、飛行機の手荷物検査場で金属探知機に引っかかってしまうことです。ベルトそのものを外すのはバックルのスイッチで簡単に出来るので、手荷物検査場で逐一ベルトを外して対応するしかないのですが、若干煩わしいと思う方もいるでしょう。
そこで筆者はオートロック式ベルトで金属の少ないものがないか調べてみて購入しましたが、購入後から飛行機に乗る事ができていないため、金属探知機に引っかからないかどうかがまだわかりません。もしこれをご覧になってる方で下に示したようなタイプのオートロック式ベルトを着用して飛行機の金属探知機の検査を通過した事がある人は、「お問い合わせ」ページからご一報いただけると大変うれしいです。
今回ご紹介しているオートロック式ベルトの購入はこちらから