クリップ代わりに書類をまとめるのに便利!コクヨの針なしステープラー(ホッチキス):Harinacs

書籍・文房具
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 筆者についてですが、手間をかけて書き上げた原稿をWi-Fi接続したプリンタで印刷し「校正」する作業を行ったりすることがあります。それ以外にも気になったWebサイトのページを印刷したりすることもしばしばあります。そうやって印刷された書類が多くなってくると一体どの書類の束を使うのか、またページが前後したりまったく違う書類の束に誤って混ぜてしまうってことが発生することもあり得るでしょう。
 そういった煩雑な状態になってしまう前にクリップやホッチキス(ステープラー)を利用するのが賢いと思いませんか。ですがクリップやステープラーは使うと金属ゴミになってしまう問題があります。そんなゴミ問題にも対応するのが針なしステープラー:Harinacs(ハリナックス)です。下記にメリットなどを提示していきます。

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用紙5枚まで針なしでもがっちり固定できるハリナックス

 ハリナックスは針なしで紙をまとめるために、用紙に立体的な凹凸をたくさん作ることによってまとめるようになっています。実際にハリナックスを使った書類の写真を下記に示します。

 拡大して数えてみると10個の穴と凹凸が作られているのがわかります。そしてこの凹凸で摩擦を起こすことで書類をまとめることが出来ているのです。
 筆者の使用感ですが、頻繁にめくって使う場合はハリナックスで用紙の左上の角に斜めにセットしてハリナックスでまとめます。保存しておくことが目的で何度も参照することがない場合には用紙の角ではなく平行部分で接着します。今のところ前述したような使い方で特別困ったことはありませんが、しいて言うなら頻繁にまとめた用紙を参照すると接着した部分がはがれることがあり、針ありステープラーと比べると強度の面で問題があるのは注意事項といえるでしょう。

クリップや針を使わないので処分の手間が少なく、環境にも優しい

 更なるメリットとして「クリップや針を使わなくてよい」ということも強調しておくべき項目でしょう。クリップや針は消耗品としては比較的安く、使用に当たって値段が気になるという方は少ないと思います。ですが用が済んだ書類の処分をシュレッダーで行う場合、クリップや針は取り外して処分する必要があり、それらをいちいち取り外すのは結構な手間になります。

 しかし本製品においてはクリップや針などの消耗品が一切ないので、シュレッダーなどで書類を処分するためにわざわざクリップや針などを外す必要がありません。なので、処分が決まった書類の束はそのままシュレッダーにかけることが出来るので、手間が省けるというものです。

用紙6枚以上になる場合は上位のハリナックスでないと無理。ビジネスで使う人は10枚閉じ以上のハリナックスを購入すべき

 多くの用紙をまとめることが出来れば利便性が高くなるのでしょうが、今回紹介しているハリナックスがまとめられる用紙枚数は5枚まで。両面印刷で換算しても10ページまでが限界です。個人的な事務用品として使うのには便利なのですが、ビジネスの場においてはちょっと役不足の感が拭えません。ビジネスの場であえて使うとするなら、同僚に数枚の資料を渡したい場合とか、束ねて引き出しの中で保管しておきたい場合などでしょうか。今回紹介しているハリナックスはプライベートの利用としてはそれなりに使い勝手が良いのですがビジネスには不向きなので、社内用品として購入するのはお勧めできません。ただ、ハリナックスは上位のバージョンで10枚以上を閉じる事が出来るものも存在するので、ビジネスで使いたい方はそちらのハリナックスを使うべきです。ただ、10枚以上に対応しているハリナックスは今回紹介しているハリナックスとは留め方が根本的に異なります。よく商品説明を確認してからご購入ください。

自宅などのプライベート空間で書類をまとめておくのに便利

 前述の項では「ビジネスに不向き」と強く指摘しましたが、プライベートでプリンタを使い印刷した紙をまとめるのには非常に便利なのです。ビジネスの場ではバインダーやクリアファイルが事務用日として準備されているでしょうからそちらに頼ったほうが便利なのですが、自宅などではバインダーやクリアファイルを購入するのは自分の財布から。そのため、コスパよく書類をまとめておくときにハリナックスは非常に便利なステープラーとなります。インターネットのWebサイトを印刷する場合にも10ページを超える大容量のページは限られていますので、両面印刷して10ページまで、つまり5枚までの印刷物はすべてハリナックスで接着してしまえば書類が乱雑になってしまうのを防ぐことが出来ます。

ハリナックス以外の針なしステープラーを調べてみた

 ハリナックス以外の針なしステープラーはあるのでしょうか?Amazonで探してみたところ、コクヨではなく「PLUS(プラス)」という会社が針なしスレープラーを販売していました。ざっと紹介を見る感じでは上記で示した10枚以上を閉じられるハリナックスと仕組みは似通っているように思えます。値段は12枚向けのハリナックスより安く設定されており、かつ留める位置を確認する窓があるなどハリナックスとは方向性が若干違うようです。値段も上記で紹介した12枚向けのハリナックスより安く設定されているので、少しでも節約したい場合は「PLUS」社が提供するステープラーを使ってみてもいいかと思います。

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