ホワイトアウト・サバイバルの戦闘コンテンツで重要になるのは英雄とその英雄に指揮されて動く兵士たち。戦闘コンテンツが新たに解放されてくると英雄や兵士の育て方次第で成績が非常に変わってきます。
皆、戦闘コンテンツに出るからには勝ちたいでしょうが「どうすれば強くなれるの?」という事は間違いなく悩む事になると思います。そこで今回はまずランク1~15程度までの頃をメインとして英雄や兵士を育てる方法について、筆者独自の観点から書かせていただきます。
まずは兵士数の増加を最優先する
まず最初の頃は、とにもかくにも「兵士数」の多さが必要となります。ランクが上がってからも言える話ですが、兵士の質が悪くても数が多ければある程度ごり押し出来る事が理由として挙げられます。そしてこのゲームの特徴でもありますが、兵士は簡単に死んでいなくなる訳ではないので、ランクが低い兵士をランクが強くなった頃に「昇格」出来るので低レベルの兵士がいても無駄ではないからです。
ただ、盾兵の兵舎が大溶鉱炉レベル7から作成可能ですが、盾兵の兵舎自身のレベルが11になるまでは兵舎のレベルアップを最優先した方が良いでしょう(大溶鉱炉レベル11から開放される)。何故かと言うと兵舎のレベルが11からランク4の百戦盾兵を作る事が可能になるからと、そしてランク3以下の兵士はチャプターミッションなどをクリアしていると数千単位で兵士が手に入るからです。
同様に、弓兵の兵舎が大溶鉱炉レベル8で、槍兵の兵舎が大溶鉱炉レベル9で作成可能になりますが、兵舎のレベルを盾兵の兵舎と同じくレベル11になるまで建物のレベル上げを頑張りましょう。レベルを上げきるまでは兵士の訓練は余裕があればやってもかまいませんが、しなくても大丈夫です。
ただ盾兵の兵舎、槍兵の兵舎、弓兵の兵舎がレベルアップを頑張っている最中に、科学研究所で研究出来る「発展」タブの内容をできる限り早く研究しておいた方が良いでしょう。研究所での発展タブには兵士の「訓練数増加」と「訓練時間短縮」の研究があり、大溶鉱炉ランク15までには上げきる事が出来るぐらい短時間で簡単に上げる事が出来ます。
一回の訓練当たりの兵士数を増加させるには
このゲームで覚えておいてほしい一回当たりの訓練で作る事が出来る兵士の数は、次の2つの項目が上げられます。
- 盾兵の兵舎、槍兵の兵舎、弓兵の兵舎のそれぞれレベルアップ
- 科学研究所における「発展」タブ→兵舎増設Xの研究を実施
※Xには数値が入ります。

各兵舎のレベルアップの方が最初の頃は簡単に出来ますので、兵舎がレベルアップ出来るならどんどんレベルアップしていきましょう。この兵舎増設Xの研究項目をレベルアップしている間に兵舎レベルも上がって訓練出来る兵士のランクもあがってくるでしょうから、自然と強くなることが出来ます。科学研究所の研究によって一度に訓練出来る兵士の数が増えますが、一回当たりの作成数が多い方が後々有利になります。科学研究所の戦闘タブの項目は後回しにして、早く兵舎増設Xの研究を完了させるべきです。
訓練時間を短縮するには
そしてもう一つ覚えておいてほしい、一回当たりの訓練時間を短縮させる事が出来るのは、次の2つの項目が挙げられます。
- 盾兵の兵舎、槍兵の兵舎、弓兵の兵舎のそれぞれレベルアップ
- 科学研究所における「発展」タブ→訓練機材Xの研究を実施
※Xには数値が入ります。

この訓練機材Xの研究項目も、訓練機材1から訓練機材2ぐらいまでは大溶鉱炉ランク15までに簡単にレベルアップしてカンストすることが可能です。兵舎のレベルアップと共に並行して研究しておきましょう。訓練一回当たりの時間を短縮する研究は、兵舎のレベルが12を越えたあたりからどんどんと訓練時間が長くなっていくため、この研究項目も科学研究所で戦闘系の能力アップを訓練するよりも優先してレベルアップをしておいた方が兵士を増やしやすいです。
盾兵・槍兵・弓兵のどれを一番多く作るべきか
盾兵、槍兵、弓兵の3種をバランスよく作れるのが理想ではあるのですが、各兵舎のレベルアップや科学研究所の研究が終わったために人数が凸凹になるのはありがちな話です。そんな中どれを優先すべきかですが、盾兵→弓兵→槍兵の優先順で兵士数を増やす事をお勧めします。
理由ですが、弓兵や槍兵は「攻撃を受けづらいところから攻撃する」という事を主眼としているため、攻撃を受けずに一方的に攻撃させるためには盾兵が防御に回って攻撃を防ぐ事が必要になるからです。
兵士数が出征部隊容量を超えたあたりから行いたい「昇格」
最近始めた方がホワイトアウト・サバイバルのチャプターミッションを順調にこなしていっている場合、兵士レベル1の見習いから兵士レベル3のベテランまでの兵士を合計で3万人前後ほど手に入っているものと思われます。一回当たりの出征(部隊を派遣する)の上限を軽々と超えていると思うので、兵舎のレベルが13になったら「昇格」を行って、弱い兵士をランクが上の強い兵士に作り替える事をランク13を過ぎたあたりからお勧めします。「昇格」が兵舎のレベル13からではないと使えないのもありますが、盾・槍・弓兵の1種類あたり1万以上の兵士をランク13の時点で作れるランク4に切り替える事で倒せる野獣や巨獣の範囲も圧倒的に増えるからです。また、このランク13前後の頃では、兵士を出征出来る「行軍数」の上限が、研究所での研究にもよりますが、最大3部隊しか動かせないので、兵士を一度新たなレベルで一新しておいた方がのちのち有利に戦闘を行う事が出来るでしょう。
なお、昇格の仕方については下記の文章を読んでみてください。
戦闘系の科学研究を行うならどれから優先すべき?
科学研究所がランク9で作成・研究が出来るようになりますが、戦闘系コンテンツに直結する研究はどのような優先順位で上げていくべきでしょうか?私の答えは…
- 弓兵:攻撃
- 槍兵:攻撃
- 盾兵:攻撃
- 盾兵:防御
- 弓兵:防御
- 槍兵:防御
の順がベストだと思います。盾や槍、弓というジャンルに分かれているゲームにおいて共通事項なのは「遠距離攻撃出来るユニットが最もダメージを稼ぐ」ことです。ホワイトアウト・サバイバルも例外ではなく、英雄同士の対決では弓兵が最後まで生き残って勝ったという事を見た覚えがある人は多いかと思います。
本当ならば盾兵の防御を優先して上げたいところなのですが、このゲームの科学研究所では盾兵の攻撃力を上げてからでないと防御力を上げる事が出来ません。そのために盾兵の攻撃が3番目に優先されているわけです。
なお英雄同士の5vs5において盾兵が弱くてすぐに死んでしまう場合は、盾兵のHP増加などの科学研究を優先しましょう。また、同じく弓兵が英雄の範囲攻撃で死んでしまうようになる事が増えたら弓兵の防御を優先してあげるべきです。
科学研究所における戦闘を含んだ全研究項目の一覧についてはこちらから
英雄がレジェンド(SSR)だからといって強いとは限らない
兵士の総数や兵士の能力にも関わってくる英雄。レジェンド(SSR)、エピック(SR)、レア(R)と三種類存在しますが、これを読んで頂いている方の英雄はレジェンドが強いと思ってレジェンド英雄を出す事に執着していませんか?しかしこのゲームではレジェンドが最強になるには、エピックやレアなどに付与された「英雄ランク」と同等である必要があり、英雄ランクが負けていると実はエピックやレアの方が強い、ということもあり得るのです。それについて下記のスクリーンショットをご覧ください。これは筆者のブログ記載時点での英雄を「総力」別で並べた結果です。見てのとおり分かるかと思いますが、「総力」という形で並べ替えると「ジャスミン」は1位をとっていますが、後はほとんどSRやRが並んでおり、SSRである「ナタリア」や「ジンマン」がかなり順位の低いところにいるのが分かるかと思います。

課金をすればSSRのナタリアやジンマンも強くて優先的に使う部隊としてとても優秀な成績を収めるのでしょうが、ホワイトアウト・サバイバルに課金を極力抑えてゲームをしたい!という人も多いことでしょう。そんな方はこの「総力」で英雄を並べ直してみて、上位にランクインしてくる英雄を新たに愛用するのが良いのではないかと思います。
課金せずに英雄を育てていく場合のお勧め英雄
ホワイトアウト・サバイバルで強くなりたいのなら課金が一番早いのは誰もが認めるところです。ですが課金を極力抑えて強くなっていくためにはどの英雄を使うと良いのでしょうか?
どこかの同盟に入っている事を前提として話をしますが、まず「ジャスミン(レジェンド(SSR)、槍)」、「セルゲイ(エピック(SR)、盾)」、「バシティ(エピック(SR)、弓)」の3つは外せません。
ジャスミンはレジェンド英雄の中で多分一番育てやすく、ジャスミンの欠片もいろんな場所で取得できます。また防御力も高いので盾の英雄の代わりにもなります。

セルゲイは唯一のエピックの盾の英雄ですが、防御力が非常に高くて英雄5vs5では攻撃を食らってもしぶとく生き残ってくれます。またエピック唯一の盾ということもあり、レジェンドの盾英雄を手に入れるまではセルゲイに頼るのは必然です。イベントや英雄ロビーの「上級募集」や「エピック募集」で、セルゲイの欠片はかなり多く手に入るので、他のレジェンドの盾英雄が育つまでは星5になるまで使い続けることになるでしょう。

バシティは氷原の巨獣ランク3のエラスモテリウムで「バシティの欠片」を落としてくれるので英雄ランクが上げやすいです。またある一定時期を過ぎると「同盟ショップ」にてバシティの欠片が同盟コインで買えるようにもなります。しかも味方の攻撃力や防御力に影響を及ぼすスキルがあるのも外せません。

同盟ショップでバシティの欠片を購入してみたい方は「同盟ショップ」について説明しているこちらを参考にしてください。
その他の英雄は人によりけりで好みを反映させて強くしていった方が良いでしょう。私の場合は「ジェシー(エピック(SR)、槍)」と「ジーナ(エピック(SR)、弓)」を選んで育てています。
同盟科学技術によって上がる戦闘系ステータス
上記までに書いてきた情報とは別に、同盟科学技術という同盟に入っている人が受けられる恩恵でも兵士を鍛える事が出来ます。これを読んでくださっている方の同盟で研究が完了しているかどうか確認してみるのも良いでしょう。いくつかランクがありますが、同盟科学技術で研究できる初歩の研究だけ紹介します。
「高効率訓練X」は全ての兵舎における訓練速度を数%上げる事が出来ます。一番最初に示した「訓練機材X」とは別にパーセンテージを持ち、一種類の研究で盾兵・槍兵・弓兵の三種類全ての訓練の速度が上がります。

その他にも戦闘系に特化した研究が数多くありますので、同盟に入っている人はメイン画面から「同盟」→「同盟科学研究」→「戦闘」タブを開いて、どこまで研究が完了しているのかを確認してみると良いでしょう。