ホワイトアウト・サバイバルでは様々な通常イベントが準備されていますが、30分間で負傷や損失を気にせずに自身の最高レベルの兵士で戦闘することが出来るイベントに「燃霜鉱区」が存在します。このイベントへの参加は大溶鉱炉ランク16以上から可能ではありますが、重要性を理解するのはランク25以上になったときの領主宝石装備が手に入る頃になった事でしょう。取得に費用がかからずに領主宝石装備を身につけていくために必須のアイテムが手に入るからです。では、そんな燃霜鉱区ではどのように攻略していけば良いでしょうか?筆者なりの手段も含めてご紹介します。
燃霜鉱区イベントの参加条件と開催時期は?
燃霜鉱区への参加は同盟に加入しなくても大丈夫ですが、大溶鉱炉ランク16以上が必要です。開催周期は二週間に一度ほど、開催曜日は日本時間で火曜日になります。通常イベントの一覧に出てくるのが遅く、また募集期間も短い為に参加を逃してしまう事もあります。勿体ないので、隔週でイベントカレンダーを見てこのイベントが開始される事を把握するのをお勧めします。
燃霜鉱区のルール
燃霜鉱区に関わるルールを、ゲームの中のイベント告知で取得出来る情報を参照して読みやすく理解しやすくなるように改変したルールを下に示します。
- 燃霜鉱区の戦闘時間は毎回30分間です。
- 燃霜鉱区内では領主の指揮する部隊は戦死・負傷せず、兵士数は無制限、兵士レベルは領主の訓練可能な最高レベル兵士と同じになります。
- 鉱脈を占領するとオリハルコンを採集できます。鉱脈レベルが高いほど採集速度が速くなります。噴火鉱脈は鉱区内に断続的に出現し、採掘効率がノーマル鉱脈より高くなります。
- 燃霜鉱区中央の精錬所は争奪対象地で、イベント終了時の精錬所占領時間に応じてオリハルコン報酬が配布されます。
- Lv1~3鉱脈はパエトーンの鉱区警備兵が守っています。警備兵を倒すと採集出来ます。警備兵が倒された後、鉱脈周辺にランダムにオリハルコンの山が落ち、領主はチームを派遣して拾得できます。このチームは通常行軍可能数としてカウントされません。ただし拾得させる事ができるチームは1つだけです。
- 領主は鉱脈の近くにランダムで配置されている「パエトーン兵士」のLv.1~2を退治することでEXPを取得し、燃霜鉱区専用のスキル「燃霜スキル」を取得することが出来ます。なお、この取得したスキルは次回に持ち越せず、イベントに参加する度にレベルの上げ直しになります。
- 領主は他人の都市を攻撃できませんが、他人の領主が支配する鉱脈は攻撃できます(同じ同盟同士でも可)。防衛側が敗れ、採集した資源が特定値に達すると、彼らの採集したオリハルコンは一部散逸します。散逸したオリハルコンは上記と同じように拾得することが可能です。
- 燃霜鉱区では、一度領主の部隊が戦闘に負けると、現在チームを率いている英雄は全員5分間のクールダウンで負傷した状態となり、カウントダウンが終了するまで出征など戦闘を続行できなくなります。
- 鉱区内では無料の【上級都市移転】を使用できます。使用するとクールダウンにはいりますが、クールダウン中も上級都市移転アイテムを消費して移転できます。
- 既存の出征速度ボーナス、獣討伐部隊の出征速度ボーナスは燃霜鉱区内では適用されません。燃霜スキルに関する出征速度のボーナスは有効です。
- 同盟科学技術ステータス、個人科学技術ステータス、VIP効果、強化アイテム、装飾強化などは燃霜鉱区内でも有効です。
- イベント進行時、領主が一時的に戦場を離れる場合、イベントセンターの【燃霜鉱区】画面から戦場に復帰でき、戦場状態は保持されます。一時退出状態では、野外で出征または偵察はできません。
- イベントカウントダウン終了後、領主は獲得したオリハルコン資源総量に応じて報酬を獲得します。
燃霜鉱区のプロセス
燃霜鉱区のエントリーから実際の戦闘および戦闘中のスケジュールなどを網羅したプロセスは下記の通りです。
- エントリー
大溶鉱炉Lv.16以上の領主は、自由に参加時間を選択できます。エントリー締め切りまで、時間は自由に変更できます。現在エントリーしている戦場への参加を逃しても、その後の回にエントリーできます。 - マッチング
エントリーフェーズ終了後、エントリーした領主達はグループに分かれてマッチングされます。領主はサーバを越えて多数いろんなサーバで同じぐらいの総力を持つ領主が集まっているようです。また一度に何百というマッチングを行うためなのか、2000番台の戦場番号を持っている事もあります。 - 戦場入場
マッチング終了後、領主は自分でエントリーした時間帯に燃霜鉱区戦場に入場できます。入場前に必ず出征中の部隊がいない状態にする必要があります。出征中の部隊が一つでもいると入場できないので採集などに向かわせている部隊は早い段階で召還させるべきです。 - 戦闘フェーズ
戦場待機時間終了後、領主達は自由に行動して各レベルの鉱脈を占領、オリハルコンを採集します。また、鉱区内では鉱物貯蔵量が非常に多い噴火鉱脈が定期的(戦闘開始から10分後および20分後)に出現し、採集できます。効率よく出征部隊を振り分けると、最大収益を獲得できます。
燃霜鉱区での戦闘終了まで7分になった時点でマップ中央の【精錬所】が解放されます。イベント終了時、この建築物の占領時間の長さで順位を算出し、対応するオリハルコンが順位報酬として配布されます。精錬所の占領時間に応じたオリハルコンの取得量は占領ランキングのオリハルコン量のみで、スキルなどによる+αは発生しないものと思われます。(現在調査中) - 最終の計算
イベントのカウントダウンが終了すると、領主達は最終的に取得したオリハルコンの総量に基づいて採集報酬と順位報酬を獲得します。
燃霜鉱区の報酬について
燃霜鉱区の報酬は、上記プロセスの項目で2. マッチングで触れた同じ戦場を戦っているプレイヤーのみでランキングが計算されます。他の戦場に出向いたプレイヤーの数値はランキングに関係ありません。
また、燃霜鉱区では採集報酬という個人の採集したオリハルコンの総数から一定の報酬を受け取る事ができる「採集報酬」と、同一戦場で戦ったプレイヤーとのオリハルコン取得量の合計で競う「ランキング報酬」の二種類に分かれています。下記にその報酬のスクリーンショットを紹介します。
個人報酬(採集報酬)
報酬の目玉になるのは「宝石ハンドブック」10個と「1時間訓練加速」6個でしょう。その他生産素材も手に入りますが、それほど多くはありません。また、この個人報酬はオリハルコンを取得した総量のみで計算されるため、ランキングの上位を狙わなくても手に入るので出来れば15万ポイントをしっかり稼ぎたいところです。
ランキング報酬
同じ戦場を戦った人達だけでランキングされて報酬が与えられます。目玉となるのはやはり宝石図面と宝石ハンドブック、そして大量のダイヤでしょう。領主宝石が解放されている人にとっては、宝石図面と宝石ハンドブックは部隊強化の為に喉から手が出るほどほしいと思われます。なるべく高い順位になって2つのアイテムの取得総数を増やしたいところです。
燃霜鉱区に登場する建物などの説明
燃霜鉱区イベントでオリハルコンを採集するための建物を下記にご紹介します。
まずLv.1とLv.2の鉱脈です。燃霜鉱区イベントに初めて参加した人はまずLv.1の鉱脈を1,2箇所占領するのが良いでしょう。慣れている方は最初の時点で無料の上級都市移転を利用してLv.2の鉱脈を占領するのが良いと思われます。また、Lv.1とLv.2の鉱脈を戦闘している間に、パエトーン兵士という野獣扱いのキャラを退治する事で、EXPを手に入れる事に専念する必要があります。EXPは何故必要かというと、燃霜鉱区専用の一時スキル「燃霜スキル」を覚える事が出来るためです。その為、鉱脈を占領するのに数を裂かずに、2部隊ほどはパエトーン兵士に向かわせて倒し続ける必要があります。パエトーン兵士の検索は、メイン画面の左下に兜と矢印が混じったアイコンがあり、そのアイコンをタップして検索できます。
戦闘開始10分および20分で出現する噴火鉱脈は発生時間と同時に2つ以上は占領したい建物です。上の速度を見て貰えれば分かりますが、毎秒200個ほどの取得ができ20秒間占領し続ける事で採集し終える事が出来るのが特徴です。それ以外に部隊はLv.2の鉱脈か上記のLv.3の鉱脈にシフトする必要があります。Lv.3の方は奪い合いになるので、奪い合いを嫌う人はLv.2の鉱脈をいくつか抱えた方がベターだと思われます。
そして最後。戦闘開始から23分後の残り7分間の間で【精錬所】が解放され、奪い合いになります。この精錬所でトップを取り続けるためには「燃霜スキル」も戦闘に向けたスキルを取得するなどしないとまず取得は難しいです。狙うプレイヤーは数多く、進軍加速のアイテムなどを使って精錬所に進軍する人もいます。それでも狙う価値はありますので、筆者がお勧めするスキル取得方法で一度チャレンジしてみる価値はあると思います。なお、精錬所の占領時間によって受け取る事が出来るオリハルコンの量は下記のスクリーンショットのとおりです。
燃霜鉱区で取得する一時スキル(燃霜スキル)の解説お勧めスキル取得法
前述までの項目で、一部「パエトーン兵士」という野獣扱いのキャラがいること、およびそのキャラを退治することでEXPが稼げる事について触れてましたが、その詳細についてです。
燃霜鉱区ではオリハルコンの採集がしやすくするために「燃霜スキル」という一時スキルを覚える事が出来ます。このスキルはLv.5の最後のスキル使用を除いて全て戦闘中にずっと効果が反映されるものです。このスキルを上手に取得していく事で、イベントの最後に発表されるランキングの上位を狙う事ができるようになります。ではその燃霜スキルについて下記で紹介していきましょう。
Lv.1 必要EXP:200
右:燃霜鉱区内のパエトーン兵士を倒すと追加オリハルコンを1500獲得できます
左:毎分オリハルコンを追加で1080獲得します
Lv.2 必要EXP:500
右:戦場内のチーム出征速度が25%上昇
左:戦場内の1回の出征に派遣できる部隊数を12000増加
Lv.3 必要EXP:900
右:ノーマル鉱脈の占領失敗時、5000オリハルコンを追加獲得(1分に1回発動)
左:ノーマル鉱脈の占領成功時、5000オリハルコンを追加獲得(1分に1回発動)
Lv.4 必要EXP:1500
右:英雄の回復時間が30%短縮
左:鉱脈占領時、オリハルコン獲得効率が15%増加
Lv.5 必要EXP:2300
右:【急速採集】使用後60秒以内、オリハルコン採集速度が50%上昇(スキル有効中の出征チームにのみ発動。スキルクールダウン時間5分)
左:【鉱区武装】使用後60秒以内、出征チームのダメージが66%上昇(スキル有効中の出征チームにのみ発動。スキルクールダウン時間5分)
なお、上記のスキルを取得するための野獣扱いのパエトーン兵士についてですが、メイン画面の左下に兜と矢印が混じったアイコンがあり、そのアイコンをタップする事で自動で身近にいる兵士を選択することが出来ます。また、退治した時に得られるEXPはLv.1が75でLv.2が150です。最初の200の合計EXPに到達するためにはLv.1とLv.2を一体ずつ倒す必要があります。パエトーン兵士は定期的に沸きますが、皆スキルを取得するために奪い合いになりますので早くスキルを上げるためには最初の段階で上級都市移転を使って競合他者のいない場所に移動するのも一つの手段でしょう。
燃霜スキルのお勧めスキル取得法
ここまで紹介した上で、筆者も挑戦しながらスキルの最良の選択を探し出そうと努力していますが、そんな私見を加えたスキル取得方法についてご紹介したいと思います。
まず燃霜鉱区イベントに初めて参加する人、または自信がないので負ける事前提でも稼ぎたい人は…
1 : 左 2 : 右 3: 右 4 : 左 5 : 右
がお勧めです。Lv.1の左のスキルを取得することで、少なく見積もっても25分間スキルが適用され、27,000ほど何もせずにオリハルコンを取得することが出来るからです。
次に効率重視の人にお勧めなのは…
1 : 右 2 : 右 3: 左 4 : 左 5 : 右
の取得順になります。この方法は他の攻略方法を掲載しているサイトでも取り上げられている方法です。ただ、Lv.1の右のスキルを取得した場合、左のスキルのオリハルコン自動獲得を上回るオリハルコン取得をするためには、最低でもスキルを取得後に18回ほど兵士を倒す必要があります。最高レベルのスキルを覚えるために倒す兵の数は18回に到達するかどうかと言われると、人によりまちまちです。自信がないという人はLv.1だけ左に切り替えるというのも一つの方法でしょう。
最後に、序盤は適当にこなして最後の精錬所の取得で一発勝負をかけるためのスキル取得は…
1 : 左 2 : 左 3: 左 4 : 右 5 : 左
になります。出征できる部隊数と英雄が負けて回復するまでのクール時間短縮、そしてスキルにより出征している部隊の66%のダメージ上昇を使って最後の精錬所を占拠する、という方法です。筆者も今のところ試している最中のためにうまく使えるかどうかはまだ自信がないのですが、規模の小さい採集で稼ぐのが苦手、という人ならば試してみる価値は十分あると思っています。燃霜鉱区にマッチングされているプレイヤーは自分とほぼ同じ総力の人でしょうから、Lv差がさほどなくてもこのスキルの取得方法で上位を狙えるのでは、と思っています。