ホワイトアウト・サバイバル:生産素材の「生産」と「採集」の違いと効率的に素材を入手する方法

ホワイトアウト・サバイバル
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 ホワイトアウト・サバイバルの最初の頃はサクサク都市のレベルを上げていけますが、レベルが上がる毎にレベルアップへの時間と生産素材(生肉、木材、石炭、鉄鉱)の材料不足でどんどんと大変になっていきます。そんな時にどうすれば生産素材を増やす事が出来るでしょうか?今回はそんな生産素材である「生肉」「木材」「石炭」「鉄鉱」の4種類を増やす方法と、効率よく素材を入手するためにはどうしたら良いかを紹介したいと思います。

「生産」と「採集」、それぞれの意味について

 まず生産素材を集めるためには「生産」と「採集」の違いを理解しなければなりません。
 「生産」とは自分の都市の中で1分当たりに決められた値の素材を自動的に生産するものの事を指します。
 しかし「採集」は建物の外のフィールドにいくつも設置してある「廃棄された??(※)」という素材置き場があり、そこに英雄と兵士を送り込んで一定時間経過することで素材を都市に持ち帰る事が出来る、というものの事を指すのです。
※??には「牧場」「木材工場」「炭鉱」「製鉄所」のどれかの文字が入る。

 そのために「生産」と「採集」と言葉の違いによって、生産素材を手に入れる作業の効率化が出来る研究やスキルに違いがあり、「生産に関わりそうだからレベルを上げたのに速度が変わらない」などといった事もあり得ます。自分が上げたいと思った生産素材の入手方法がどれに該当するかを理解する事で生産素材の効率的な入手が可能になるでしょう。

生産だとどうすれば生産能力があがるか?

 自動的に生産素材を生産する「生産」は、どのような方法で入手数を増やす事が出来るのでしょうか?まずは自動生産で作る事が出来る素材数と集まった総数の画面を参考にしてみましょう。

 生肉だけ1「回」当たりの総数になっているので分かりづらいところはありますが、生産ではこの画面に表示される「生産量」を1分当たりに作る事が出来ます。つまり、この生産量を増加させれば素材の数も増えるということです。

 それではどうやって生産による素材数を増やすかですが、素材ごとに次の施設のレベルアップおよび作業台や専門家具のランクアップが不可欠です。

  • 生肉 : ハンターの家
  • 木材 : 伐採場
  • 石炭 : 石炭工場
  • 鉄鉱 : 鉄鉱工場

 上記の4つの建物のレベルアップだけでなく、建物をクリックしたときに表示される6台の「作業台」のレベルアップも必須です(下のスクリーンショット参照)。またランク20までしか上がりませんがそれぞれの施設に専門の家具が5種類設置されています。この専門家具は主に「探索」によって手に入る「鋼材」という特殊な材料を必要としますが、大溶鉱炉のランク18ぐらいから素材が余るようになってきて、上限であるランク20まで容易に上げられるようになります。鋼材がある程度貯まっている方は忘れずに専門家具のランクアップも行いましょう。

 上記のそれぞれの建物以外に関係するのは「科学研究所」です。ただ、科学研究所では「生産」で手に入る素材数のアップと、「採集」で手に入る素材の速度アップと名前によってそれぞれ違いがあり、「生産」と「採集」の両方に影響する研究は存在しません。「生産」能力をアップさせる場合には「??産量X(※)」という項目を研究することで生産能力をアップさせる事が出来ます。資源毎に合計4種類存在しますので、出来ればバランスよく4つ全ての生産素材の素材数アップをきっちり最大レベルまで上げていきたいところです。下に生肉用の「生産」用の科学研究所の項目を列挙します。ただ全てではなく一部しか貼っていませんので採集のランク5の研究項目などは別途ゲームの中でご確認ください。
※??には食肉、木材、石炭、鉄鉱の単語どれかが入ります。Xには数字が入ります。

 そして生産の能力を上げる最後の手段の一つにR(レア)の英雄4人の「遠征スキル」というものも影響してきます。英雄の「遠征スキル」がどのようなものかは専門に説明したページがあるのでそちらで詳細をご確認ください。簡潔に示すと、R(レア)の英雄4人は生肉、木材、石炭、鉄鉱のそれぞれに対して取得量にボーナスを持っている、ということです。

採集で生産素材を入手するために知っておきたいこと

 さて、「採集」の場合はどうやって素材を集めていけばいいのでしょうか。
 採集の場合、自分がいる都市からある一定距離までの「廃棄された??(※)」の素材置き場に英雄と兵士を送りつけて採集をすることが出来ます。ですが、採集する素材数によっては兵士数が足りないと素材置き場にある素材の全てを取得できず、中途半端な数で採集から帰ってくる場合があります。それを見分けるにはどうしたらよいかですが、下のスクリーンショットをご覧ください。
※??には「牧場」「木材工場」「炭鉱」「製鉄所」のどれかの文字が入る。

 左のスクリーンショットは「廃棄された牧場」という生肉を手に入れるための素材置き場です。貯蓄量が300万ありますが、これを全て採集するためには右のスクリーンショットのように「採集」に出る前の画面で上部右側にある素材取得限度数が「廃棄された牧場」の貯蓄量を超えている必要があります。スクリーンショットでは兵士総数1万4771人の兵士数で300万を越える事が出来ていますが、一応上回っているので300万全て手に入れる事が出来ます。

 ただ、採集出来る数の上限は出兵する兵士のランクと数によって変わってきます。兵士のランクが高ければ高いほど、少ない兵数で素材を手に入れる事が出来ます。上の右側のスクリーンショットにおける兵士数の内訳と、同じ素材数である「廃棄された炭鉱」で兵士のランクを統一して出兵させたときの兵士数の違いを載せますのでご覧ください。

 廃棄された牧場の方ではランク6の兵士の他にランク3やランク4の兵士が混じっています。廃棄された炭鉱の方ではランク6の兵士で統一されていますが、841人の兵士数が異なっているのが分かります。ただ、兵士の数が増えるデメリットはありますが、過去に訓練したランクの低い兵士を生産素材集めで使う事は十分可能です。ランクの低い兵士を採集に回すことで有効活用できるとも言えるでしょう。

採集だとどうすれば採集能力があがるか?

 さて採集の仕組みについて分かって頂けたかと思いますが、採集を効率良く行うためにはどんな項目があるのでしょうか。

 まずは採集に関連する科学研究所の研究項目です。科学研究所の「発展」タブの中にある「??採集X(※)」という”採集”と文字が入っている項目が採集速度を上げてくれます。「生産」とは異なり、採集を一度当たり実施した事による採集数増加は存在しません。あくまで採集速度が上がるだけなので、素材の多い素材置き場からいかに早く素材を回収するか、という事に主眼を置くことにになります。下記に食肉用の研究を一部掲載します。
※??には食物、木材、石炭、鉄鉱石の単語どれかが入ります。Xには数字が入ります。

 科学研究所以外に採集速度を上げるには、R(レア)の英雄キャラ4人の「遠征スキル」によって、採集に向かわせた素材にマッチする英雄が出征すると5%から25%までの採集速度アップの恩恵を受ける事が出来ます。どの英雄がどの素材に該当するかは下の記事からご確認ください。

 また「暁の島」という都市育成型のコンテンツにおいても、素材を採集する速度を上げる事が出来る部分が存在します。詳しくは下記の記事をご覧ください。

 実際にどれぐらい時間が短縮されるか実験してみました。下のスクリーンショットをご覧ください。「レベル6 放棄された牧場」において、生肉用の採集では採集速度アップ15%を持つ英雄:クラリスを派遣した場合と(一番上の項目)、同じく「レベル6 放棄された牧場」で採集速度アップを持たない違う英雄で生肉を採集した場合(上から二番目の項目)にかかる時間の違いです。移動距離が加味されるので正確な違いではありませんが、約12分ほどの差が出来ている事が分かります。

 なお、採集に英雄を派遣するに当たって「タイルキル」が起こらない事を前提として話せば、採集に向かわせるための兵士数は、ゲームの方で自動的に計算して素材数に沿った出兵数をセットしてくれます。また生肉、木材、石炭、鉄鉱の4種類のうちで該当する素材を採集する英雄として自動的に一人目に選択されてきますので、二人目、三人目の英雄を外して、素材の採集速度アップを持つ英雄のみで出兵する、という方法を取ると素材をたくさん集める事が可能になります。下に鉄鉱を採集させるための出征の英雄を取り下げる前とした後のスクリーンショットを載せておきます。

 そして最後になりますが、採集では「同盟科学技術」という同盟に入っている全メンバーが恩恵を受ける研究にも採集に関わる項目が存在します。1と2の二種類のみですが、数パーセントの採集速度アップを同盟全員が恩恵を受ける事が出来るので、研究しておいて損はない項目の一つです。

効率の良い生産の仕方

 ではここまでを踏まえた上で、どういう風に素材を集めていくのが効率的なのかを話していきたいと思います。

 「生産」の効率の良いやり方は、大溶鉱炉がレベルアップしたときに必ず早い時期にハンターの家、伐採場、石炭工場、鉄鉱工場のレベルアップとそれぞれの施設の作業台のレベルアップを行ってしまう事です。自動的に生産されるので、採集と違って放置していれば自動的に素材は貯まっていきます。早いうちに素材数の多さを確保する事が生産においては重要です。

 ただ、低レベルの頃は住民が病気にかかったり、ストライキが起こったりして自動生産の効率が下がってしまう事があります。この問題を起こさないようにするには、各生産場における専用家具のランクを上げたり、民家にある家具のランクを最高まで上げきってしまうことです。これによってほとんど病気の発症やストライキの実施が起こらなくなります。また地味な項目ではありますが、厨房で下のスクリーンショットのように生存者に対する食事の質を変える事ができ、上から2番目の項目で食事を提供していれば病気になる数も減り、また住民のストライキなども発生しづらくなります。地味な機能ですが早いうちに知っておくと便利です。

 筆者は各生産場と民家、厨房、医務室の全てのランクを上げられるだけ上げてしまいましたが、これによって病気の発生はほぼ0%に、ストライキも一ヶ月に一回起こるか起こらないかまでの状態を維持できるようになりました。

効率の良い採集の仕方

 では次に採集の場合はどうすれば効率よく採集出来るでしょうか?

 行軍出来る部隊数が3~4部隊の人は、戦闘などのイベントがないときなどはまず一種類の素材の採集場を選んで生産素材の採集に向かわせましょう。そのときに英雄が余っていれば、レアの英雄(クラリス、ユージーン、チャーリー、スミス)で素材の採集スピードアップを持つ英雄を選んでください。また、二人目と三人目の英雄は無理して選ぶ必要はないので空席にします。兵士の数は高速選択の結果に従うのが簡単です。ただ、兵数が少ないとレベルの高い採集場を選んでも全てを採集して持ち帰る事が出来ないので、レベル3~6ぐらいの採集場を兵数に合わせて選ぶ必要があります。

 また採集の場合、都市から素材置き場への移動距離と採集速度を上げる事が効率を上げてくれます。ただ、都市の近くにある素材置き場がランク5以上が検索しても出てこない、という人がいるかと思います。これはゲーム側の方でランク5以上が採集出来る場所があらかじめ決められており、採集にかかる距離が遠すぎるところにある採集場を選択させないようにしているためです。そのため、どこかの同盟に参加していなければランク4までの素材置き場を集中して採集する事になると思います。

 そして行軍出来る部隊が5以上ある方は、生肉・木材・石炭・鉄鉱のうち3種類を常に採集場に向かわせておきます。この方法を使えるのは大溶鉱炉ランク20以上の人になると思いますが、今後に大溶鉱炉レベルを上げるためには相当な素材数が必要なので、採集による素材集めは欠かせません。ただ、サーバによってはタイルキルを容認しているところがあると思いますので、タイルキル容認のサーバで使える方法ではありませんが、採集速度アップを持つレア英雄(クラリス、ユージーン、チャーリー、スミス)1人のみと、採集場の上限まで生産素材を拾える兵士数(高速選択すると楽)で採集場への採集を繰り返します。どれかの素材が偏って足りない場合は採集速度アップの能力を持たないエピック英雄一人で別途採集させるという方法が有効です。後は睡眠や仕事などでゲームに触れなくなる時間が数時間に及ぶのならば、4種類の素材全てに行軍で素材置き場に採集速度アップを持つ英雄一人と、素材を全て採集出来る兵士数で派遣して素材をゲームをしていない間に持ち帰らせる、という方法が使えます。ゲームを遊んでない間も素材を確保することが出来るので、ゲームを終える時の日課にすると良いかも知れません。

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